こんにちは、しゅーとです(^^
今日は「人間のレベル論」について学んでいきたいと思います。
自分の身近なところで半端じゃないオーラを放っている人やお釈迦様みたいな考えを持っている人っていませんか?僕は、最近そういう人に良くお会いする機会が増えた気がしています。会社でもこういう人っていますよね。そしてこの人たちから突然こんな言葉を掛けられる人もよく見かけます。
「一皮むけた!」
「殻を破ったな!」
一体この人たちには何が見えているのでしょう。これを紐解く鍵がどうやらこの「人間のレベル論」にあるようです。
まず、人間のレベルはピラミッド型で段階的になっており、それぞれのフィールドがそこにはあるようです。ピラミッドの上の人たちが「気づいている人」たち、下の方が「気づいていない人」たちです。この「気づいている人」たちのフィールドに入ることが、人間力を高め、幸せな人生を送るための必要条件となるようです。
「気づいていない人」の特徴
ではまず、「気づいていない人」の特徴から見ていきましょう。「気づいていない人」の特徴は以下の通りです。
- 文句や愚痴が多い
- 楽をして何かを得ようとする
- 人や環境のせいにする
- 自分の主観や常識でしか物事が見られない
- 現実が見えていない/現実逃避する
- 経験していないものに対して行動することができない or 始めても長続きしない
- 物質的なもの(お金/もの/家 など)があれば幸せになれると思い込んでいる
- 自分のことをわかっていない
- 人や状況をコントロールしようとする
僕は、驚くほどほぼ当てはまっておりました。まったく気づいておらずボーっと人生を過ごしていたようです。皆さんはいかがでしたでしょうか。
「気づいている人」になるとどうなるのか
「気づいていない人」ステージの人が学びを得ると「気づいている人」ステージへ昇格します。次に「気づいている人」になると上記に記載した「気づいていない人」の特徴がほぼ逆転します。さらに何が起きるのか。
- 気づいていないステージにいる人間のことが手に取るようにわかるようになる
- 周囲の人間と話が合わなくなる
気づいている人ステージに突入すると気づいていないステージにいる人間のことが、とにかくわかるようになります。
「これから一生懸命がんばります!」
(こいつ、頑張る気なんてさらさらねぇな)
という具合にすべてお見通しとなります。
さらに、「人間レベル論」の構造自体ピラミッド状となっておりますので、「気づいている人」の人数の方が圧倒的に少ないです。よって、急に周囲の人で話の合う人がいなくなります。小学生に仕事の話をしても全く嚙み合いませんよね。それと同じ原理です。
「気づいている人」は一体何に気づいているのか
「気づいている人って、何に気づいているの?」と思っている方もいらっしゃると思います。それでは、気づいている人ステージの人たちが一体何に気づいているのか見ていきましょう。それは以下の考え方となります。
①目の前に起こっている現実はすべて過去の自分が選択した結果である
まず、この部分が完全に腑に落ちていないかぎり、気づいているステージに上がることはできません。実は、人の言葉や起こる出来事に僕たちを変える力なんてなにもなくて、かけられた言葉や起こった出来事を、本人が「どう受け止めてどう解釈したか」だけです。人や環境のせいにしていたら、自分に責任が及ばないので傷つかなくて楽です。そのため多くの人がそういう風に解釈し、そうすることを選択します。つまり、どれだけ不幸や生きづらさを嘆いたとしても、それはすべて過去の自分がそのルートを選択してきたから今の自分があるというわけになります。
②人がどう思うかじゃなくて、自分がどう思うか
これは、「世間体や人の評価」に縛られずに、「自分がどう思っていて、どうしたいのか」ということです。これには、「自分軸」をしっかり持つことが必要となります。
③自分に起こる悪い出来事や逆境は試練であり、乗り越えるべきもの
気づいている人は、なにか悪い出来事や逆境に直面したとき、「これは自分にとってどういう試練なんだろう?」と考えます。そして、その答えが出たとき、取る選択は2つです。それが、「挑む」か「避ける」です。「避ける」というのは、例えば自分に全然関係がない理不尽な出来事や、能力にないことを過剰に求められる場合に遭遇したとき、やらなくていいという判断を下します。
④やりたいことはやるし、やりたくないことは極力しない
こう書くと、「じゃあもっと自分本位で自己中に生きていいんだ」とか「やりたくないことから逃げてもいいんだ」といった極論を言う人が出てくるので、この部分は後述します。
⑤なるようにしかならない
これは人生の摂理の1つだと言っていいでしょう。人の考えていることはコントロールできない上に、相手も自分と同じ方向を向いていないかぎりは、行動もコントロールできないということです。しかも、他人はともかく自分がなんでも頑張ったら思い通りになるのかというと、そんなことも「絶対」ありません。猿が魚に憧れて深海を泳ぎたいと思っても、それは無理な話です。人には適材適所があります。なので、「自分にできること」と「できないこと」をちゃんと区別し、「自分の適材適所」を見つけることも気づいているステージに上がるには必要なことです。
以上5つが、気づいている人たちが考えていることになります!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^
次回は、いよいよ気づいているステージにステップアップするための方法をお話ししていきます。
一歩を踏み出せば人生が変わります!未来を変えられるのは”自分”だけです!!
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