こんにちは、しゅーとです(^^
今日も前回の続きで、気づいているステージへ昇格するための方法についてお話します。さっそく見ていきましょう。
固定観念を解除する
前回の客観的思考を身につけるの続きのようになりますが、気づいているステージに昇格するには、客観的思考を身につけて固定観念を解除する必要があります。ここについて見ていきましょう。
法律で決められていることを除き、世間で常識とされていることのほとんどが「なんとなくそっちの方が正しそう」という人たちの主観によって成り立っています。しかし、倫理やモラルに反することでないかぎり、いくら非常識だと言われていても、その考え方を支持する人は必ずいます。そこに理由と根拠があるんだったら、それは仮説だけにとどまらず、その人なりに検証もしているので「思想」になりうるというわけです。それに時代が変われば常識なんて簡単に覆ります。部活動で水を飲むことを悪とされていたものも、今では水を飲まないことは危険であるとされています。しかも日本人から見て倫理やモラルに反しているから悪だと決めつけられていることであっても、立場が変われば正義になります。たとえば、ヒトラーは「悪い人」だと誰が決めたのでしょう。彼は自分が正しいと思ったからこそあれだけの酷いことをしたわけです。もちろん、正しいと思ってしたわけじゃないかもしれないし、もしかしたら側近の誰かにそそのかされたのかもしれないし、実はヒトラーはやってなくて影武者がやっていたのかもしれない。こうやって、物事をそのまま受け取るのではなく、あらゆる可能性を考え、仮設を立てることが固定観念を解除するきっかけとなります。
自己肯定感を高める
自己肯定感が低いまま現状を抜け出せずいる人が多くいるのは結局のところ、この2つに行きつきます。
①自分のことを知らないから
例えば、「この商品をもっとよくしたいので、デザインをしてください」と唐突に言われても、デザイナーはどうゆう商品にしたいのか、どうゆうことを伝えたいのかがまったくわかりません。この「商品」を「自分」と置き換えても同じことが言えます。自分がどういう人格なのか。なにがないのかを把握する必要があるというわけです。
②世間体や人の評価がベースになった成功体験を積み重ねているから
多くの自己啓発本のほとんどに「成功体験を積み重ねよう」と書いてあります。しかし、「前提」となるものを間違えたまま成功体験を積み重ねると、せっかく自信がついても「あるもの」を失ったとき、その自信は一瞬で崩れ去ります。その「前提」とは、「世間体や人の評価」であり、「あるもの」とは「人の評価」です。
「世間体を気にする・人の評価を求める」 ⇒ 「行動する!」 ⇒ 「成功する!」 ⇒ 「積み重ねる!」 ⇒ 「自信がつく!」 ⇒ 「世間体を気にする・人の評価を求める」 ⇒ ・・・
この場合だと行動する動機が世間体や人の評価のベースになっているため、いくら成功体験を積み重ねようが、行動する動機が変わらない以上、無限ループで人の評価を追い求めます。
ここで大切なことは、「人の評価を求めることが悪い」と言っているわけではなく、何を前提に行動すればいいのかということです。それは
「やりたいこと」「楽しいこと」「わくわくすること」
です。自分で満足するということは、そもそも自分が納得して満足できるものじゃないと、心からの喜びは得ることができません。
「やりたいこと」「わくわくすること」 ⇒ 「行動する」 ⇒ 「人に話す・人に見てもらう」 ⇒ 「人の評価(それいいね、それおもしろいね)」 ⇒ 受け入れられたことでモチベーションが上がる
このように、やりたいことをして評価を得るという連鎖を繰り返し、さらなる高みを目指そうとすることが大切です。そして、そうしているうちにその人には信念が芽生えてきます。
ちなみに、「じゃあやりたくないことはやらなくていいのか」と考える人がいます。「やりたくないこと」とは、「堕落」や「怠惰」という意味ではありません。自分の設定したゴールにまったく関係のないことはしなくていい、という意味です。
以上ここまでが気づいているステージにステップアップする方法でした。ここまで読んでいただいた皆さんはもうお気づきでしょう。
人が何も痛みをともなわずに本当の意味で立派になれる方法なんか、この世に存在せーへんっちゅうねん。ええ加減、砂糖よりも甘いその考え方を捨てて、ゆるゆるの頭のネジを閉めろっちゅうねん。
これに尽きますね。
さあ、今日も最後までお付き合いただきありがとうございました(^^
日々自分に鞭を打って、一緒に人間力を高めていきましょう。
一歩を踏み出せば人生が変わります!未来を変えられるのは”自分”だけです!!
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