よし、人間力を磨こう!【人間関係編】

座学する

こんにちは、しゅーとです(^^

皆さんは、「成熟した大人ですか?」と聞かれた時に、すぐに返答できますか。たぶん、20歳を超えた人であれば、ほとんどの人が「YES」と返答するでしょう。

しかし、本当にそうでしょうか。

人前で愚痴を言っていませんか?

感情で他人を怒りつけていませんか?

自分に負けて人や環境のせいにして投げ出すことはありませんか?

僕たちは、成熟した大人なんてこの社会にほとんどいないということを事実として知っておくべきでしょう。

成熟した大人とは、

自分が成熟していないニセモノの大人であると自覚している大人のことです。そして、少しでもホンモノになろうと考えることができる大人のことです。

ということで成熟した大人とは何たるやということを今回は見ていきましょう。

自分語りをやめる

人間社会というのは結局どこまでいっても人間関係で成り立っています。大人の付き合い方のルールを理解していない人は、人生に悩まされます。

人付き合いを理解するためには、「私自身が見る私」と「他人から見える私」に乖離があってはいけません。まずは、自分が自分と上手く付き合うことが非常に大切なこととなります。

「人は、自分が自分を思うほど、自分のことを思ってはくれない」

幼児性の強い人は、人の興味がそれほど自分にないことが理解できず、自分語りを続け、自分の要求ばかりを押し付けてきます。それを聞いている相手の嚙み殺したため息にさえ気がつけないのです。

この環境を許してくれた人に自分からもお返しをしなければいけないという気持ちを忘れれば、人間関係なんて簡単に駄目になります。

「親しさ」と「図々しさ」は紙一重であることを自覚しなければなりません。親しいからこそ礼節を忘れてはいけないということです。まず、自分語りをやめることを意識することは大切なことでしょう。

敬意を持てるか

人は、お互いに敬意を持てるかどうか、これに尽きます。

伝えたいことがあるときに話しかけ、話を聞いてもらい、話すべきことがないときは、口を閉じる。人との付き合い方の基本はこれだけです。

  • 無駄口は叩かない。
  • 沈黙も会話のうち。
  • 人が話しているときは、真剣に聞く。

そして、気を付けなければならないのが八方美人は八方塞がりの元ということです。誰でも人には嫌われたくないので、気がつくと誰にでもいい顔をしてしまいがちです。ついつい、いい人を演じてしまい、自分を苦しめてしまう結果になることはよくあります。

人との縁を切る

自分を苦しめるようなことがある人との縁なら切ってしまう方がいいでしょう。「自分が犠牲になっていくらかの人を幸せにするよりも、いくらかの人との縁を切って自分を幸せにすること」を選ぶ方がいいと思います。

自分の不幸の上に成り立った人の幸せの数より、自分が幸せになることによって人を幸せにできる数の方がずっと多いはずです。

人には情も事情もありますので、人と決別することは簡単なことではありません。しかし、ここでとても重要なのは

「ただ決別するのではなく、許して決別する」

ということです。

許すと決めて前に進む

自分を苦しめている人がいるなら、それがたとえ親であっても縁を切るべきです。

自分が完璧な子どもでないように、完璧な親などいません。

そして、どんなに苦しめられた人でも、今も苦しめられてる人でも許しましょう。許すと決めて前に進む姿こそ逞しく美しいものです。自分も他人に許されながら、助けられながら生きてきています。

「人を助けること」と「人に助けてもらうこと」そのどちらも身につけているのが成熟した大人の証です。

失礼な人は無視しよう

人の心を動かそうとするためには、自ずと言葉や態度は丁寧で、誠実になるはずです。だから、失礼な態度で臨んでくる人に自分が心を痛めて対応する必要は全くありません。

そのように反応すべきではない人に反応するのは不快の極みです。逆に反応すべき人に反応するのは本当に楽しいものです。

そこで大切になるのが、反応する人と反応しない人を見極めるだけの目を養うということです。せっかく自分のためにあえて厳しいことを言ってくれている人を、反応すべきではない人間と違えては己の成長はありません。甘い言葉だけに反応し、厳しい言葉に反応しないのは、子供のような幼稚な甘えです。

ここで、決して出現させてはいけないものが出てきます。それは、「怒り」です。

怒りを抑えられない人の特質は人としての余裕のなさです。人が気持ちよく暮らしていくためにいちばん大事なことは、「人としての余裕」だと思います。余裕のない人の怒りの導火線は驚くほど短いです。

そして怒りの感情というのは簡単に伝染し、やがて自分への態度と変わります。アンガーマネージメントができる人ほど成熟した大人に近い人でしょう。

自分の生まれ持った性質通りに生きる

そして、自分の性質に逆らうことはやめるべきです。無理だからです。

約束が苦手なら、最初から約束しないでゆるやかに人と繋がればいいし、片付けが苦手なら最初から物を増やさないでおけばいいでしょう。

結局持って生まれた性質は変わらないので性質に自分を合わせるのが一番生きやすいはずです。性質にあらがっても苦しいだけだと思います。

不得意な分野を何日もかけて一般的な状態にするより、自分の得意な分野を極めた方がよっぽど社会の役に立ちます。人に迷惑をかけない限り、自分の好きなことを思う存分やって生きればいいと思います。しかし、自分の得意な分野を、他人が不得意だからといって、自分がその人より優れているなどと思い上がってはいけません。

他人にも必ず自分より優れている素晴らしいところがあることを忘れてはいけないということです。

自分の感情の都合で人を傷つけない

それから「自分の感情で人を傷つけるものではない」ということさえ大人になっても学んでいない者がいたら、相手にしないでそっと離れましょう。

なぜなら、「自分は傷ついた」という便利な言葉を盾に被害者の顔をした加害者だからです。

同じく、「自分の感情に振り回されるのをやめる」こともとても大事なことです。

楽しくないから笑えないのではなく笑っていれば楽しくなる。

やる気がないからやらないのではなく、やっていればやる気が出る。

人に嫌われるのが怖いから一人でいるのではなく、人を愛していたら愛される。

このことを常に忘れてはいけません。成熟した大人は、他人や、ましてや自分の大切な子どもにトラウマをわざと与えたりはしません。

自分の感情の都合で、大声を出して人を脅したり、態度を変えたりするのは幼稚な子どもから成長していない人間です。

言葉の大切さを知る

人は、本当にたくさんの感情と日々向き合って生きています。

そこで何を口に出すのか、態度に表すのかがその人の成熟度です。自分の使っている言葉が、他人からのいちばんの評価の対象になります。なぜなら内面がいちばんわかりやすいのはその人の使っている言葉だからです。

人間は言葉で思考します。

日頃使っている言葉とは、人生を変えるものであると言っても過言ではありません。

言葉の選択力と人間力は正比例です。

今日は、人間関係について学びました。人間関係は前提としてめんどくさいものです。もっとも生きる上でコストになるものだと思いますが、避けては通れないのです。

しっかり学んでいきましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^

一歩を踏み出せば人生が変わります!未来を変えられるのは”自分”だけです!!

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