こんにちは、しゅーとです(^^
僕は、地元の企業で監督職をしています。僕の会社では人事考課に「360°評価」というものを導入しておりますので、定期的に役職者向けに人事考課者訓練が開催されます。
なぜこのように人事考課者訓練を開催する必要があるのでしょう。
それは、残念ながら評価者自身が人を評価するということについて学べていないからです。人を評価するということは、たかだか一時間程度の訓練で身に付くわけがありません。もちろん会社で用意してくれる外部研修等を受けた程度でも身に付くわけがありません。
役職という肩書に溺れて、自分があたかも出来上がった人間だと勘違いしている人が勢ぞろいしている組織では、「管理」という呪縛からいつまで経っても抜け出せないでしょう。
肩書がすべてではありません。
僕は「管理」と「生産性」は反比例すると思っています。
この先何年かかけて「管理を減らせば減らすほどチーム全体の生産性は高まっていく」という仮説を実証したいと考えています。
信頼関係さえしっかり築くことができれば、管理などしなくても、だれもが管理していたとき以上に責任感を持ってきちんと仕事に取り組むし、個々の主体性も増すはずです。
指示されて働くよりも、自分ごとにして夢中で働く方が圧倒的に楽しく働けるものです。
ただし、ここで注意が必要なのが、「管理もやめて自由にして、個人ごとに好きに働けばいいのだ」といって、いきなりそのようにしても、うまくはいかないということです。
ですので、以下のように大きく3つの段階を経て管理をなくしていきます。
第1段階:生産的に働く(楽に成果をあげるために見直す)
仕事は、本人たちが楽しければいいというわけではなく、働いて価値を生み出すことが大前提にあります。まずは、無駄な作業を見直し、要らない会議を減らし、仕事の進め方も継続的に改善し、生産性を高めて成果を出せるようにします。
第2段階:自律的に働く(人を支配しているものをなくす)
自分で仕事を考えて、まわりと強調しながら成果を出していくようになると、細々とした管理は不要になり、組織としての負担も軽減されます。自律的に働けるようになれば、苦手なことや評価など心理的な負担からも自由になっていくことができます。
第3段階:独創的に働く(常識や慣習に従うことをやめる)
最後の段階は、自分たちだけの働き方を追求する段階です。ここまでくれば、業界の慣習や常識にとらわれることなくい、独創的なビジネスモデルやマーケティングの手法を見つけ出すことのできる実力のついたチームになっています。
組織として圧倒的な成果を出すことと、そこで働く個人が圧倒的に楽しく仕事をすること、その両立こそが、僕が実現したい組織の姿です。
残念ながら僕たちの組織は、第2段階には到達していない状況だと思っています。
この進化の工程を次回は細かく見ていきたいと思います。
しっかり勉強してバキバキの最強チームを一緒に作っていきましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^
一歩を踏み出せば人生が変わります!未来を変えられるのは”自分”だけです!!
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