こんにちは、しゅーとです(^^
今日は、「生産的に働く編」第三弾です。自分の会社と照らし合わせながら聞くとより入ってくる量も増えるかもしれませんね。
ご自分の会社に役立つことがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
それではさっそく見ていきましょう。
会議を見直す
「時間の無駄だなぁ」
会議をしているとこう思う時がありませんか。こう思ってしまう会議とはどんな会議なのでしょう。
それは、報告や報知をするだけの会議ではありませんか。
何人もの人を集めて、参加者が進捗や状況を報告するものですが、順番に上司に説明していくことが目的なのだとしたら集まる意味なんてまったくありません。
そんなものは自分たちのツールを作ってその中で伝えればいいでしょう。
それと個々が好き勝手な意見を振り回す会議も禁物です。
こういう無駄な会議を無くして、相談や議論を通じて問題解決をするための会議に時間を使うことが大切なのではないでしょうか。
そのために、まずはアジェンダをしっかり組み立てるということが大切となります。
そして、アジェンダは事前に参加者全員が見えるホワイトボードなどに書いておき、進行はホワイトボードに参加者の意見など出た発言を書き込んでいくといいと思います。
これにより「問題 VS 僕たち」の構図を作り出すことができます。
会議が終わったら、このホワイトボードをスマホで撮影して議事録にします。
議事録の目的は、おそらくだれが言ったか言質を取り、言った言わないで揉めないために作成していると思います。
リスク対策として必要な会議もあるかもしれませんが、多くの場合個人個人がメモを取っているはずなので、だれが言った言わないなど、そのように作り込むようにすればすぐわかります。
雑談を見直す
報告・連絡・相談をしましょう。
こまめな報告があれば安心できるし、連絡が行き届くことで無駄もなくなるし、相談があることで早く問題を解決できます。
これは社会人になって一番最初に教わる基本スキルです。
報告と連絡というのは意外にコストになっています。これらの時間を相談にかけることができれば、仕事がよりスムーズに進むようになります。
そして僕たちの会社では、昨年から社員同士が雑談することを推奨しています。
雑談をする中で仕事のアイデアがでることもあれば、互いのことをよく知り合うことでチームワークが醸成されることもあるからです。
普段から雑談をしていれば、本当の困った時に声をかけやすくなります。普段はまったく話をしないのに、困った時だけ声をかけるのは、たとえ「いつでも相談してね」と言われていても、なかなか気が引けるものです。
チーム内の助け合いが制度やルールによってではなく、自主的に起きるようになるためにも、仲間がどんな人なのか知ってることは大切なことでしょう。
フォーマルな情報も伝えることだけを目的として考えたら悪いことではありませんが、人間にとっては付帯する雑然とした情報があったほうが記憶に残りやすかったり、理解しやすかったりするようです。
それが雑談の中にひそむストーリーの力です。
僕は経営会議も雑談が中心でいいと思っています。
もしかすると、経営会議の様子を外から見れば、ただ遊んでいるように見えるかもしれませんが、それでも仕事が進むのであれば問題ないし、むしろいいと思います。
価値を見直す
「ドリルを買う人が欲しいのは『穴』である」
という格言があります。
顧客が最初に言ってくるものは、必ずしも顧客が本当に欲しいものとは限りません。「ドリルが欲しい」というならば「穴を開けたい」という目的があるはずで、それならばドリルを売らずに別の方法で穴を開けてもいいわけです。
より大きな価値を生み出すのに重要になるのが量より質です。
顧客が先に見ているものはなんなのかということを念頭に置いて仕事をすることが大切です。
これは、顧客だけの仕事だけでなく、社内の仕事でも同じように応用できます。
上司から頼まれた仕事をするとき、上司を見て仕事をするのか、その上司が見てる先を見て仕事をするのかで、成果が違ってくるのです。
さて、今日で「生産的に働く編」は完結です。
次回は「自律的に働く編」となります。注意してほしいと思うのが、「管理することをなくす」というのは、振り切った企業だからできる技です。いきなり、これをやろうとすると失敗します。組織文化が浸透していない会社では、社員がまず「自律的に働く」ことができるようにならなければなりません。
それでは、次回をお楽しみに!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^
一歩を踏み出せば人生が変わります!未来を変えられるのは”自分”だけです!!
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