よし、情報の本質をつかみとろう!

仕事する

こんにちは、しゅーとです(^^

皆さんは新聞を毎日読みますか?

僕はめちゃめちゃ読みます。新聞は全部で3社のものを毎日読むようにしています。新聞を読むことに時間を使うことはとても大切です。なぜかというと情報のインプットだけではなく、テレビや本にはない新聞記事ならではの学びを得られるからです。

それは、「情報の本質をつかむ」ということです。

新聞はよくできています。「タイトル」と「リード」を読めば情報の本質が伝わるようにできているからです。ジャーナリストは、ジャーナリズム入門でこの「情報の本質をつかむ」力をまず身につけるそうです。

いつ、誰が、何を、なぜ、どうしたのか。

ジャーナリストは最初の数行で、情報の本質を伝えなくてはならないというとてもスキルが必要な職業というわけです。

核心を見抜く

ここでジャーナリズム入門の問題を解いてみましょう。まずはご自分でペンを走らせてみてください。

次のようなストーリーがありますので、その要約を書いてみてください。

【問題】

「魚沼高校の佐藤勉校長(仮称)は、今朝、職員一同に研修旅行の知らせを告げた。来週木曜、職員全員で長野の軽井沢へ行き、新たな教育メソッドに関する会議に参加する。当日は、人類学者で南魚沼大学教授の坂本陽一(仮称)や教育学者で神奈川県知事の富田和義(仮称)による講演も予定している。」

さあいかがでしょう。要約は書けましたでしょうか。

僕が考えた要約は

「富田和義知事は、教育会議に参加し、、、うんぬん」

「来週木曜日、高校の職員一同は長野の軽井沢で、、、うんぬん」

などなどです。どれも0点です。

この答えは

「来週の木曜は学校が休みだ」

これがジャーナリズムの本質ということです。

ジャーナリズムとは、単に事実を繰り返すことではなく、核心を見抜くことです。いつ誰が何をしたか、それだけでは足りません。それがどういう意味を持ち、なぜ重要なのかを理解しなくてはならないということです。

あらゆる事実には、本質が隠されています。すぐれたジャーナリストは、情報の断片を調べ、それらの関係性を発見する。ジャーナリストとは、部分の集まりから全体像をつくりあげ、人々に通じる意味を付与する仕事です。

僕たちも要点に目を向ける訓練をすると、これまで見えなかったものが見えてきて、点の集まりではなく、点同士をつなげる線に気づくことができるようになります。

単なる事実に反応するかわりに、その本当の意味を見抜くことが可能になるのです。

情報をフィルタリングする

映画「ハリーポッター」シリーズのハーマイオニーは、自分のことをこう表現しています。

「私ってすごく論理的なのよ。だから無関係な細部に気をとられないで、みんなが見過ごすものを見抜けるの」

本質を見抜けない人は、耳を傾けてはいるけど、いつも何かを言う準備をしています。無関係な細部に気をとられ、瑣末な情報にこだわってしまう。声の大きい意見は聞こえるが、その意味を取り違える。自分がコメントすることばかり考えていて、話の本質がつかめない。その結果、見失ってしまうのです。

本質を見抜ける人は、すべてに注意を向けることが不可能だと知っているので、話の空白を聞き、行間を読むのです。

ジャーナリストの目を養う

ストーリーの本質に迫るためには、その話題を深く知っておくことが不可欠となります。大切なのは事件をより大きな文脈のなかに置き、一見無関係な分野とのつながりを発見することです。

そこで活用するのが「別の視点で見る」というテクニックです。

「別の立場に立ってみると、事態の新たな側面が見えてきます。ある人物の目で見たとき、思いがけない一面に気づくかもしれない」

関係者一人ひとりの立場を想像し、出来事をあらゆる側面から眺めることで、より深い動機や説明が見えてきます。

議論を進めるときも大切なのは、問題の本質が何であるのかを考えるということです。

何を解決しなくてはならないのか。そのためには何を決めなくてはならないのか。

これがブレてくると議論は明後日の方向に向かってしまうのです。

さて、今日は本質をつかみとることについてお話しました。

新聞を読むことの大切さがご理解いただけましたでしょうか。本質を見抜く力は一朝一夕には身につきません。毎日毎日反復を重ね、できれば20代で身につけておきたいものです。

習慣こそが能力となります。若いうちに習慣化して時間を味方につけましょう。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^

一歩を踏み出せば人生が変わります!未来を変えられるのは”自分”だけです!!

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