よし、管理することをやめよう!【自律的に働く編】

仕事する

こんにちは、しゅーとです(^^

今はビジネスを取り巻く環境の変化は激しくなり、大量生産よりも創造性が求められる仕事が増え、1人1人の多様性を尊重するような社会にもなっています。その中では現場の自主性に任せたほうが想像を超えた新しい価値を生み出すことができるはずです。なにより自分で考えて自分で決めていくほうが責任感も増すし、言われたことをしているだけよりも楽しく前向きに仕事に取り組むことができるでしょう。

というわけで、今日から「自律的に働く編」です。そっそく見ていきましょう。

管理をなくす

デザイナーやライターなどの仕事だと、事前に詳細まで決まった完成形がないので指示することは難しいですよね。クリエイティブな仕事は試行錯誤しながら手探りで進めていく他なく、その出来栄えは指示できません

「イノベーションを起こせ」なんて指示してイノベーションが起きるなら、だれも苦労しないわけです。

しかし、この先テクノロジーが発達するほど、単純労働の割合は減っていき、新しいものを生み出すような創造性が求められる仕事や、人間を相手にしたサービスで満足してもらう仕事が増えていくと思います。

だからといって、想像を超えた新しい価値を生み出すために現場の自主性に任せ、指示命令型のマネジメントをなくし、ただただ管理をなくせばいいというわけではありません。

各々がセルフマネジメントを身につけることが先にあります。

セルフマネジメントは「自分自身に成果をあげさせること」になります。だれかが自分の面倒を見てくれるわけでもないし、だれかが自分の代わりに責任をとってくれることもありません。

成果をあげるために、自分の頭で考えて、自分が責任をとれる範囲で、自分で決めていく

それがセルフマネジメントです。

セルフマネジメントを実現するためには、適切に休息をとることはもちろんのこと、健康を維持することや、精神的な浮き沈みで仕事に影響を出さないことが大事です。そのために、働きやすい仕事環境を整備することやルーティーンをつくることもあります。

特にセルフマネジメントで気をつけるのは、メンタルの安定性です。

まわりの評価に一喜一憂せず、自分の成果に対して自画自賛できるくらいがちょうどいいです。

仕事という観点では、自分の所属する会社や組織ビジネスモデルを理解していることも条件になります。

ビジネスモデルとは、お客様はだれで、困っていることをどうやって解決するのか、そこに付随する人とお金の流れのことであり、どうやって商売して、どうやって儲けているか、ということです。

また、社内にある問題や課題を見つけたり、将来のリスクを察知することでも仕事は見つかります。今は問題になっていないことに先んじて取り組むことも仕事です。

そして、1人1人のスキルが違っている中で、お互いの得意分野で最も力を発揮できる場所を見つけ、より大きな成果につなげることが、チームになる目的です。

信頼して、任せる。

任されていると信じて、応える。

互いに信頼しあうことで自己組織化されたチームになれるはずだと僕は信じています。

伝言ゲームをなくす

会社では、それぞれの思惑があり、トップの思いがそのまま伝わらないことも発生します。

これが「伝言ゲーム」の問題です。

多くの会社では会社からの業務連絡は社内ツールなどで伝わってくるようにしていると思いますが、そこに現れてくる文面は形式的な結果であって、そこに至る経緯や背景にある思いなどは書かれていません。

結果だけが書かれた業務連絡の文章をただ読むだけでは理解できなかったり、納得できなくて、社員たちの不満が溜まってしまうということはよくある話です。

では、経営者の考えをどのように伝えていけばいいのか。また、社内にメッセージを伝えていきたいときはどうするのか。

答えは、コミュニケーションツールを活用することです。

テクノロジーの力を活用すれば社員全員に一度に伝えることができます。

それができない環境にあるのであれば、とにかくリーダーが直接社員に伝える時間を作るべきです。

それもチーム全員にです。

文書だけ回覧して、周知した気になっているのはリーダーの大きな間違いで、多くの社員は理解もしていなければ納得など当然していないでしょう。

それと恐いのは、社員は理解している気になってしまうというところです。文章をチョロっと読んだだけですべてをわかった気になってしまうのです。

これは社員が悪いのではなく伝えるリーダーが悪いのです。

リーダーというものは伝える技術もしっかりと身につけなければならないというわけです。

さて、今日は「自律的に働く編」ということで見てきました。

次回は、多くの社員を縛りつけているノルマや評価についてのお話です。自律的に働くために肝となるお話となりますので是非ご覧いただけたら幸いです。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^

一歩を踏み出せば人生が変わります!未来を変えられるのは”自分”だけです!!

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